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アルツハイマー病の原因
アルツハイマー病は、アルツハイマー博士が、1907年に進行性の記憶障害を伴う痴呆患者について詳しく述べたのにちなんで名づけられた病気です。若くして起こるアルツハイマー病と高齢で発病する老年痴呆が、似た症状や脳の病的な変化を示すことから、両者をいっしょにしてアルツハイマー病と呼んでいます。
【症状】
記憶障害、痴呆に伴う失語、失行、失認がみられます。
【原因】
原因は明らかにされてはいませんが、βアミロイド蛋白、タウ蛋白が関係して、神経細胞が壊れることだといわれています。また、老化という時間的な因子であろうとも考えられます。アルツハイマー型痴呆は、認知機能低下、人格の変化を主な症状とする痴呆性疾患の一種です。アルツハイマー型痴呆には、以下の2つのタイプがあります。
・家族性アルツハイマー病
アルツハイマー型痴呆の中でもごく少数を占める。常染色体優性のメンデル型の遺伝パターンを示し、30〜60歳代で発症するもの。
・アルツハイマー型老年痴呆
アルツハイマー型痴呆の中でほとんどを占める。老年期に発症する。
また、若年性アルツハイマー病というのは、40代から65歳までに発症するアルツハイマー病のことをいいます。
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アルツハイマー病の症状
アルツハイマー病は、脳を構成している神経細胞が通常の老化よりも急激に、いわば病的に減ってしまうことによって、正常な働きをだんだん失っていき、認知症になっていく病気です。
原因はまだわかっていませんが、遺伝的な要因に加えて生活環境の影響が重なり、発病すると考えられています。30歳ころから90歳に至るまで広い範囲で発病しますが、65歳以上で多くなります。男女比は1対2で女性に多い傾向があります。
認知症の患者さんは65歳以上で5パーセント程度とされていますが、このうち40パーセントがアルツハイマー病、30パーセントが脳血管性の認知症といわれており、近年だんだんアルツハイマー病の割合が増加しています。
神経が変性してしまう病気の中では一番数が多いものでもあります。アルツハイマー病は身近な病気であり、高齢社会においてはますます重要な病気だといえます。
アルツハイマー病「前駆期」段階の症状として以下の症状がみられます。
・複雑な精神機能を必要とする作業の質と量が変化する。
・仕事の能率と量が低下する。
・全体状況を判断することが困難になり、細部にこだわるようになる。
・その人らしい「個性」が失われてくる。
・何となくだるいというような、不定愁訴が増える。
・頭痛やめまい、ウツ気分、不安感などで悩むことが多くなる。
・根気が続かない、疲れやすくなる。

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