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日本におけるバブル景気

バブル景気というのは、日本においては1980年代後半から1990年代初頭にかけてみられた空前の好景気をさします。1985年のプラザ合意以後、円高が急激に進行し、国内では大幅な貿易黒字が生まれました。その結果、余剰となった資金が土地売買や株式投資に集中し、1986年から急激に株価が上昇、1988年から89年には、土地価格と株価が急騰する明らかなバブル景気となっていきました。

バブル景気のさ中にあった日本では、土地売買が盛況を極め、“土地成り金”と呼ばれる者が続出、また高騰する都市周辺部の土地を取得するため「地上げ」行為が横行しました。大企業によるリゾート開発も積極的に行なわれるようになり、それも土地価格の上昇に拍車をかける一因となりました。けれども、1991年2月、政府、日銀のおこなった土地への融資規制や金利の引き下げ、さらには前年からの地方経済の落ち込みなどが原因して株価が急落しました。これが俗に言われる“バブルの崩壊”です。

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バブルとは

バブルというのは、実体経済とかけ離れて貨幣経済がシャボン玉のように膨張して好況な状態のこと。けれども、「バブル」という言葉が示唆するように、バブル経済は実質的内容に乏しく、いずれ消滅するものです。日本の経済史において、“バブル景気”といったとき、1980年代後半から1990年代初頭にかけてみられた、空前の好景気を指します。

1987年度から4年間に、GDPの伸び率は4パーセントを超え、いざなぎ景気に次ぐ好景気となりました。また、1990年代後半から2000年にかけては、“ネット・バブル”とよばれるバブル現象も起こりました。これはIT産業の急速な発展と、それに投資家たちが過大な期待を寄せ、過剰投資を行なったことによって引き起こされたバブル現象で、インターネット関連株の株価が、実態価値から離れて異常に上昇したことをいいます。

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