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ソナチネについて
ソナチネというのは、クラシック音楽のジャンル名のことを言い、ソナティナなどとも言われます。バロック音楽においての、ただの短い器楽曲のことをいい、カンタータの器楽合奏の導入曲や間奏のことを漠然とあらわすのに使われていました。古典派音楽以降には、わかりやすくて演奏しやすい、短いソナタのことをいうようになりました。
たいていのソナチネでは、第1楽章は、ソナタ形式で作曲されますが、展開部が短く作曲されているか、展開部自体が存在しないことがあります。楽章数としては、だいたい2章か、もしくは3章程度であることが多いです。
ソナチネは、ピアノを学んでいる人たちのために編集された"ソナチネアルバム"のためや、有名なピアニストや作曲家たちによる実践例のために、ピアノ曲のジャンルとされがちなのですが、実際にはそれ意外のソナチネも存在します。ドヴォルザークの"ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ"などがあります。
ソナチネの作曲家として、幅広く知られているのは、モーツァルト、ベートーヴェン、クレメンティ、シューベルト、チャイコフスキー、カバレフスキー
などが挙げられます。
今挙げた作曲家たち以外にも、多数の作曲家たちによって作曲されています。
ソナチネは、ピアノを学んでいる、いわばピアノの学習者の人たちが比較的簡単に弾きこなすことができるものである古典派のソナチネがほとんどです。けれども、ラヴェルなどの近代以降の作曲家たちのソナチネの中には、難しい演奏技術や、洗練された音楽性を求める作品もあります。後者は古典派のソナチネとは異なります。


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