格闘技というスポーツにはフィジカルトレーニングが必要不可欠です。格闘技を行うアスリートの多くは、もともとボクシングや柔道、空手などのスポーツをたしなんでいた人が多いため、他のスポーツ選手と比べて関節や筋肉が柔らかい人が多いのですが、他のスポーツと同じように基礎的な持久力や瞬発力、体力やスタミナをつけると同時に、格闘技に必要な筋肉をバランスよく鍛えるトレーニングをすることが必要です。

 

格闘技のフィジカルトレーニングには、腕立て伏せや腹筋、スクワットなどのトレーニングだけではなく、実際にミットなどを使ってパンチやキックの練習をすることも櫃王です。打ち出す場所、打ち出す力、打ち出すタイミングなどは練習によってしか覚えることができないトレーニングですから、格闘技のフィジカルトレーニングを行う事務でも、多くの時間はこうしたより実践的なトレーニングに費やされることが多いようです。

 

しかし、実践的なトレーニングばかり積んでいても基本的な筋トレにはならないので、強いプロのアスリートなどは、やはり普段から筋トレを中心としたフィジカルトレーニングにも力を入れているようです。

 

格闘技のためのフィジカルトレーニングは、プロレスラーやボディビルダーのように筋肉の質を向上するだけでなく、筋肉のサイズも成長させるトレーニングが必要となります。バルクトレーニングと呼ばれるフィジカルトレーニングがおすすめなのですが、このトレーニングは「負荷を最大限にして、少ない回数をこなす」というトレーニング。腕立て伏せや腹筋なども、できるだけ負荷を大きくしたスタイルで、真剣勝負でも8回程度しかできないぐらいの負荷で行うことがポイントとなります。

 

そして、1セット当たり10回とし、10回をこなした後には手も足もブルブルしてしまうぐらいのフィジカルトレーニングを、週に2回から3回程度行うと良いでしょう。また、トレーニングに合わせてプロテインや炭水化物も摂取するようにしたほうが良いみたいです。