有酸素運土の中でも自分自身で心拍数を調整しながら運動を続けることができるエアロバイク。慢性的な運動不足の人は、ハードにペダルをこがなくても心拍数が有酸素運動のマックス(1分間当たり110程度)に達してしまうため、「こんなので本当にダイエットできているのか?」と疑問を持ってしまうことも少なくありません。

 

そんな人に多いのですが、エアロバイクでいくら運動しても、なかなか汗をかかない事があります。汗をかくかかかないかは、体質的な問題ということもありますし、慢性的な運動不足のために、汗腺が刺激されて汗をかくほどの運動量に達していないということも原因かもしれませんね。

 

汗腺はもともと、体温調節のために常に開いたり閉じたりを繰り返している器官で、汗をかきたいからといって自由自在に汗が出てくるというわけではありません。普段からスポーツをしていたり汗をかく習慣がついている人の場合には、汗腺が開きやすくなっているので、わずかな運動でも体が温かくなって汗が出やすくなっています。しかし、普段あまり運動をしない、つまり、普段あまり汗をかかない生活をしている人の中には、汗腺が詰まっていて、汗をかきたくてもかけない状態になっている人も少なくないと言われています。この場合、エアロバイクを30分ぐらい行っても、汗を1滴も書かずに終わってしまったということもあります。

 

エクササイズすることによって汗をかくということは、体脂肪の燃焼とはあまり関係はありません。しかし、汗とともに体内の毒素や老廃物が排出されるので、体臭の原因となる成分が汗と一緒に流れ出たりするという効果はあります。その為、汗をかかない体質や生活習慣の人は、できるだけ頻繁にエアロバイクを使い、汗をかきやすい体質へと改善することもおすすめです。汗をかかない体質は、日常的に汗をかきやすい生活習慣を心がけることによって改善できます。エアロバイクで汗をかかなくても、そのまま続けていれば、そのうち汗が吹き出しやすくなりますよ。