筋トレの基本的なメニューの一つにもなっている腕立て伏せ。腕力や筋力に自信があるメンズなら、簡単に何十回もできるのかもしれませんが、筋力がない女性にとっては、わずか1回2回でもかなりハード。場合によっては1度もできないという人もいたりします。腕立て伏せが上手にできない場合には、まず腕立て伏せのポジションが取れるかどうかからチェックしてみましょう。平らな床の上で腕立て伏せのポジションをとってみて、体をまっすぐにできるかどうかをチェックしてみます。体がまっすぐにできるのなら、それだけの筋力はあるという事なので、トレーニング次第では腕立て伏せができる筋力を手に入れることも可能です。

 

腕立て伏せができない人にオススメなのは、負荷を最小限に抑えたスタイルの腕立て伏せ。床にうつ伏せになった状態で腕立て伏せをしようとすると、自分自身の体重が負荷としてかかってくるので、腕力や筋力がない人にとっては負荷が大きすぎて回数をこなすことはできません。その場合には、 床ではなく壁に手をつき、たった状態で壁に向かって腕立て伏せをする方法がおすすめです。この方法なら負荷が最小限になっているので、普段1回もできない人でも何回かはできるのではないでしょうか。

 

壁を使って行う腕立て伏せをする場合には、適当な回数で甘んじてしまうのはいけません。まず最初に行う時には、自分の限界を知るために何回できるのかをカウントしながら限界に挑戦してみること。そして、翌日からは自分の限界の回数を3セット行うようにしましょう。1セットできるなら3セットもできるはず。疲れて嫌だとかキツイというのはいいわけでしかないので、頑張ってくださいね。

 

壁を使った腕立て伏せは、負荷とは呼べないほど最小限の負荷で行うのが特徴です。小さな負荷で何回続けていても、床で行う腕立て伏せで期待できる効果とは比較になりません。そのため、壁を使った腕立て伏せをしながら、数回でも良いのでたまには床で腕立て伏せ模してみてくださいね。