運動をするときには、ただがむしゃらにトレーニングしたりしていませんか? 運動をすると、その時の心拍数によっては体内の脂肪が燃焼されたり、心臓に負担をかけてよりたくましい筋肉を作ることができたり、いろいろな運動効果を実感できます。ターゲットとする運動効果を確実に手に入れるためには、運動をする際には心拍数を徹底的に管理しながら行うのが近道です。

 

心拍数とは、一分あたりに心臓が何回拍動をするかという回数ですが、特に運動をせずに安静にしている時と、運動をしている時とでは、心拍数が異なります。心拍トレーニングのように、心拍数を管理しながら運動を行うトレーニング法では、安静時の心拍数に加えて、激しい運動をした時の最大心拍数という限界的な心拍数もあらかじめ知っておくことが必要です。

 

ただし、最大心拍数は自分で激しい運動をして、もうだめだというぐらいまで自分を追い込めれば計測できますが、日常生活の中で自分をそこまで追い込むのは、心臓発作などのリスクも伴うので危険です。そこで、最大心拍数は、実際に自分の心拍数を計測するのではなく、「215-年齢=最大心拍数」という計算式に当てはめて、運動をしていない状態で算出したほうが良いでしょう。

 

安静時の心拍数には個人差があります。年齢によっても異なりますし、男性と女性とでも異なります。また、普段から運動をしている人としていない人とでも安静心拍数は微妙に異なるので、トレーニングメニューを考える場合には、安静心拍数は自分であらかじめ計測しておくという方法もアリです。目安としては、男性の場合には60から70、女性の場合には65から75ぐらいとなっています。

 

安静時の心拍数は、運動を行う際に、確実に目的とする効果を手に入れるためには必要な要素です。しかし、安静時の心拍数を計測することによって、心臓の疾患を見つけることにもつながります。例えば、1分間に心拍数が100を超える場合には頻脈と呼ばれたり、逆に60以下の場合には徐脈と呼ばれ、体内でかかるリスクが高い疾患を予測することが可能です。自分がかかるリスクの高い疾患が分かっていれば、普段の生活の中でも気を付けて予防できそうですね。

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