ピラティスは体のインナーマッスルを鍛えてくれるエクササイズ。ムキムキになったりマッチョになる心配もなく、体の内側にある筋肉を鍛える事によって基礎代謝がアップし、その結果、ダイエット効果も期待する事ができます。ピラティスはヨガのようにポーズをとるスタイルもありますし、ストレッチゴムやバランスボールなどのアイテムを使って行なう方法もあります。

 

ピラティスに使うバランスボールは「ピラティスボール」とも呼ばれる事もありますが、ヨガで使用するバランスボールとは全く同じアイテム。ヨガをするなら「ヨガボール」、ピラティスなら「ピラティスボール」と呼ぶ、といった違いがあるのかもしれませんね。

 

バランスボールは実際に使ってみると良く分かりますが、ただ座っている状態で体のバランスを取るだけでもかなり難しかったりします。バランスがなかなか取れない方や初心者の方は、バランスボールの空気を少し抜いて安定感を取ったほうがピラティスのポーズなどに集中しやすいかもしれません。バランスボールは自分で好みに合わせて空気を入れたり抜いたりできるようになっているので、ピラティスのレベルやポーズなどによって自由に調節しながらエクササイズをすると良いでしょう。

 

バランスボールを使ったピラティスのトレーニングは、体のセンター部分を鍛える事ができるので、簡単に見えるポーズでも意外と筋肉痛になったり、体のバランスを取る事が難しかったりするのですが、継続して行う事でコアマッスルが鍛えられて、体の歪んだ骨格などが改善されたり、猫背だった人でも姿勢が良くなったりする効果があるようです。バランスボールを使ったピラティスのポーズにもいろいろありますし、それぞれのポーズごとに効果も違うので、特定の希望がある場合には、インストラクターにお願いしてみると、おススメのポーズを教えてくれるかもしれませんね。

 

マットの上で行う事が多いピラティスですが、たまにはバランスボールを使って雰囲気を変えて行なってみるのも楽しいですよね。マンネリ化はエクササイズでもあまりよくありません。気分転換をしながら楽しくピラティスを楽しみましょう。