バルクアップの方法

バルクアップの方法について

バルクアップしたいと言っても、その人によって目的が異なります。例えば、ボディビルダーの場合には、一つ一つの筋肉の形や大きさなどが審査の基準となるため、バルクアップトレーニングする場合でも、一つのトレーニング種目で鍛える筋肉は一つ、とピンポイントでトレーニングすることが大切です。スポーツジムのトレーニングマシンの中には、ピンポイントで筋肉を鍛えられるものもありますから、必要な場所の筋肉を必要な量だけ鍛えるトレーニングをすると良いでしょう。

もちろん、筋トレの中でも多くの人が使用するベンチプレスなどは、鍛えられる筋肉は一つだけではありません。ベンチプレスの場合には、大胸筋や上腕三頭筋、三角筋などが広い範囲で鍛えられますが、トレーニングをする場合には大胸筋に最も負荷がかかるようなタイミングやフォームで鍛えると良いでしょう。

一方、ボディビルダーとは違い、重量を持ち上げるパワーリフティングの場合には、同じバルクアップでもトレーニング方法が異なります。パワーリフティングの場合には、一つ一つの筋肉を立派で美しく見せることが大切というわけではなく、同時にできるだけたくさんの筋肉を動かすことが必要となります。

そのため、パワーリフティングを目的としたバルクアップトレーニングをする場合には、パワー系筋トレの基本的な種目を徹底的に行うと良いでしょう。筋肉を大きくすることが目的ではなく、いかにより重たい負荷を持ち上げられるかが大切な種目なので、階数を重ねてトレーニングすることがバルクアップトレーニングにもつながると考えると良いでしょう。ただし、間違ったフォームでトレーニングしてしまうと、全身に変な癖がついてしまうだけでなく、故障の原因にもなりかねません。必ず正しいフォームでトレーニングするようにしましょう。

目的は何であれ、バルクアップトレーニングでは、こうしたパワー系の筋トレを週に2回ぐらいトレーニングするのが理想的と言われています。週に1回でも十分にバルクアップ効果は期待できますが、週に2回行うことで、バルクアップ効果をマックスにできます。

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