バルクアップと脂肪

バルクアップと脂肪について

サイズアップを伴うバルクアップでは、筋肉をつけるためのたんぱく質に加え、トレーニング前にはエネルギー源となる炭水化物もたっぷり摂取することが必要です。減量やダイエットのためにバルクアップを行う人の中には、食べてしまうとトレーニング効果が減ってしまうのではと心配し、食事制限をしてしまう人もいます。しかし、食事制限をすることによって摂取エネルギー量が少なくなってしまうと、筋肉が作られにくくなってしまうのでバルクアップ効果は期待できません。バルクアップトレーニングでは、しっかり食べて、食べた分だけエネルギーを燃焼して筋肉に変えるという作業が必要となります。

バルクアップトレーニング中には、食事の組み合わせによっては控えたほうが良いというものもあります。例えば、脂肪と炭水化物を同時に摂取するような食事。例えば、脂肪がタップリのとんこつラーメンとチャーハンを一緒に食べるという組み合わせはNG。脂肪と炭水化物は、どちらもダイエットや原料にはNGと言われている栄養素ですが、単独に摂取するよりも同時に摂取したほうがインシュリンの分泌が活性化されてしまうため、より体脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。

タンパク質と脂肪と同時に摂取するのもおすすめではありません。バルクアップトレーニング中には、筋肉に常に栄養補給をするために1日に6回〜7回のプロテイン補給を行いますが、プロテインバーなどを食べる場合にはプロテインしか摂取しないので問題ありません。しかし、食事としてプロテインを摂取する場合には、食事に含まれている脂肪とのコラボによって、体内により多くの脂肪が蓄積されてしまうことになります。これは、プロテインには脂肪の分解を阻害する働きがあるため。そのため、脂肪だけを取るよりも体脂肪がつきやすくなってしまうのです。

しかし、普段の食事では、炭水化物、プロテイン、脂肪を別々に分けて摂取することはできませんよね。プロテイン中心の食事にしても、少量の炭水化物や脂肪は入ってしまいます。そういう時には、脂肪と炭水化物はエネルギー源となることに注目し、トレーニング内容を工夫してより多くの脂肪と炭水化物を燃焼しましょう。

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