減量のためのバルクアップ

減量のためのバルクアップについて

バルクアップは、筋量をアップして体のサイズもアップするという肉体改造トレーニングですが、実は減量のためにバルクアップトレーニングを用いることも可能です。ただし、計画性を持たずに我武者羅にトレーニングしても減量効果は期待できないので、減量を目的としてバルクアップを行う場合には、あらかじめきちんと計画を立てて、それを実行するようにしましょう。

まず最初に行うのは、体脂肪を落とすという作業。体脂肪を落とすというと、有酸素運動を長時間行うのかなとイメージする人も多いのですが、バルクアップでは有酸素運動をするわけではなく、トレーニングの量を増やすことで脂肪燃焼を促進します。この際、脂肪燃焼が始まるまでにかかる時間を長くする炭水化物はできるだけ摂取しないように心がけ、できるだけたんぱく質を積極的に摂取すると良いでしょう。普段の食生活では炭水化物となる白米や麺類、パンなどはできるだけひかえ、良質なたんぱく質を食事で補うように心がけましょう。食事で十分なたんぱく質を摂取できない場合には、プロテインなどを活用して、1日7回という回数でたんぱく質が摂取できるように工夫すると良いでしょう。

バルクアップは、減量目的で行う場合でも、毎日トレーニングをするわけではありません。一般的にはバルクアップの頻度は週に1回か2回程度ですが、減量目的の場合には週に2回ぐらいのトレーニングを行うと良いでしょう。トレーニングを行う時には、プロテインと合わせてグルタミンも同時に摂取すると、筋肉がよりスピーディに成長してくれます。グルタミンには筋肉が大きくなる作用を助ける働きがあるので、脂質を燃焼して筋量をアップしたい時には積極的に摂取すると良いでしょう。

減量したい人の中には、バルクアップトレーニングをしながら食事による摂取カロリーを制限してしまう人も少なくありません。しかし、バルクアップトレーニングをするとかなり大量のカロリーを消費してしまうので、一日に2400キロカロリーぐらいは摂取するように心がけたほうが良いでしょう。摂取カロリー数が少ないと、筋肉がつきにくくなってしまいます。特に、太りにくい体質の人は、プロテインバーなどを使って摂取カロリーは2400から3000キロカロリーぐらいを目指したほうが良いですね。

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