ボディコンバット60分クラスは全10曲のメニューですが、1〜8曲目までがパンチ、キックの嵐で格闘技要素バリバリの有酸素運動となっていますが、9曲目がいわゆる「筋コン」となっているんですね。筋肉コンディショニング・・・略して通称「筋コン」と呼ばれています。因みに10曲目がクールダウンとなっており、静かなヒーリング系ミュージックに合わせて行う全身のストレッチングと深呼吸となっています。「筋コン」タイムは「ボディコンバット」という格闘技系エクササイズの運動とは直接的には関わっていない時間です。

 

「筋コン」とはどういったことをやるかと言いますと、コンバットのヴァージョンによっても違うのですが、基本的にはプッシュアップ(腕立て)とクランチ(腹筋)、そしてスクワットが中心となっています。ハードな音楽に合わせてツイスティングクランチやクランチ&シザース、ヒップレイズ等など腕立て腹筋スクワットという筋力トレニーングを、おのおのバリエーション豊かにやっていきます。

 

これナメてかかると結構つらいですよ! ズル(腕立て時に膝を床に付いたり)しないで全てまじめにやると、かなりの筋力トレーニングに確実になります。実感としてこういう腕立てや腹筋という『自重トレ』というのは、バーベルやマシンを使った器具でのトレーニングよりハード感がありますね。

 

因みにこの「筋コン」タイムになるとスタジオから出て行ってしまう人もよく居ました。インストラクターさんが8曲目のコンバットタイムが終わると、出て行く人に向かって「みんな筋コンやっていってね〜〜〜!!!」と叫んでいるのを以前は何回も聞いたことがあります。出ていく人はそんなに多くはないんですけど、「筋コン」というのは直接ボディコンバットには関わっていないトレーニングですから、つまんないと感じる人も中にはいるのではないでしょうか。まぁその気持ちも分かるんですが、個人的に思うのは、「ボディコンバット60分クラス」というのは「筋コン」含め最後まで全て参加して『一つのメニュー』だと思います。「筋コン」含め最後までしっかりやると、ボディコンバットをやり終わった後の充実感がすごくありますから♪