自宅でテレビを見ながらでも簡単にできるダンベル体操。上半身の中でも特に、なかなか痩せない二の腕部分の脂肪を燃焼するには理想的なエクササイズです。痩せる必要がない羨ましい体型の人でも、普段からダンベル体操をすることによって、筋肉を引き締めて、ほっそり引き締まったボディを手に入れることもできます。

 

意外と簡単にできそうなイメージがあるダンベル体操ですが、実際にはどのぐらいの重さのダンベルを使えば良いのか、どんな運動をするのが効果的なのか、わからないことも多いのではないでしょうか。ダンベルの重さは500グラムぐらいの軽量のものもあれば、10キロというヘビー級のものまで、たくさんの重量がラインナップされています。自宅で簡単にエクササイズや体操をする場合には、ダンベルの重さは女性なら1キロぐらいが目安、男性でも3キロぐらいをめやすにすると良いでしょう。

 

ダンベル体操では、ダンベルを握った状態で腕を大きく動かすような体操をすることも少なくありません。持った時に「少し軽いかな」ぐらいの重量でも、体操をしているうちにちょうど良い負荷になります。持った時に「このぐらいでいけるかな」と感じるぐらいの重さでは、体操をしているうちに腕にかかる負荷が大きくなりすぎてしまったり、筋肉や腱などにダメージを与えてしまうかもしれないので、できるだけ避けたほうが良いでしょう。

 

ダンベルは、オーソドックスな形状のものもあれば、腕を中に通して握れるグリップタイプのものなどもあります。どちらの形でも運動による効果や作用は同じなので、使いやすい方の形で選ぶと良いでしょう。握った時の感覚、手や腕を動かした時のフィーリングでえらんでもOKです。

 

ダンベル体操をするときには、どこの筋肉に負荷がかかっているのかをきちんと理解しながらおこなうことが必要です。ただやみくもにダンベルを動かしたり振り回していても、体操と呼べるほどの筋肉トレーニング効果を得ることはできません。