ロータリーカーフとは主に腓腹筋(ひふく筋)やひらめ筋を鍛えるトレーニングマシンです。簡単に言えば「ふくらはぎ」部分の筋肉を鍛えるんですね。因みに腓腹筋は足関節の底屈・膝関節の屈曲などに関与し、ひらめ筋は足関節の底屈に主に関与しています。

 

ロータリーカーフでのトレーニング方法はいたって簡単! まずマシンに座り重さ(強度)を調整、それから足を伸ばしてステップ台に足首を置きます。その時ふくらはぎが十分ストレッチさせたような姿勢で伸ばします。うんでそのまま足首でステップ台をクイックイッと回転させ腓腹筋&ひらめ筋の筋力強化トレーニングをしていきます!

 

で、個人的にもこのロータリーカーフでのトレーニングは最優先してよくやってるんですね。それはなぜかというとこの「ふくらはぎ」の部分というのは肉離れを非常に起こしやすいからなんです。自分も昔からなんかね、この「ふくらはぎ」の部分だけがよく肉離れを起こしていたので、今でも要注意している箇所なんですよ。今でもなりそうになることがよくあるし、実際なったらメチャクチャ痛い事は分かっているので、ふくらはぎのストレッチを頻繁にやったりして凄く注意しています。なってしまったらしばらくフィットネスクラブにも行けなくなりますからね〜。

 

ふくらはぎの肉離れというのはランニングやジャンプ、キックの原動力となっている腓腹筋の内側頭に大半が発生するんですよ。だから肉離れ予防のため腓腹筋の筋力強化は欠かせません!

 

それで肉離れというのを医学的に説明しますと、これは運動・スポーツ中に筋肉が急激に収縮して筋膜や筋繊維が損傷し、痛みや腫れが発症する疾患なのです。ほとんどが大腿四頭筋、ハムストリングス、腓腹筋などの下半身の筋肉に発生し、年取ってくると腓腹筋に肉離れを起こす割合が増えます。一度なってしまうと歩行困難はもちろんのこと、運動できるまで軽症でも数週間、重症だったらなんと数ヶ月かかるんです! 怖いでしょ、肉離れをなめちゃいけませんよ、マジでたいへんなことになるんです。自分もなったからわかりますが、のたうちまわるほどの激痛が走るんですよ。

 

だからストレッチングとロータリーカーフでのふくらはぎの筋力強化トレーニングは欠かせませんね。特に走行中、水泳中、山登り中での突然の肉離れは要注意なので、日頃からこの部分のストレッチングとトレーニングは激おすすめ致します!