アクアビクスの動きについて

アクアビクスの動きについて [〜アクアビクス基礎知識〜]

アクアビクスは、水の中で行なうエアロビクス。そう考えるとアクアビクスをイメージしやすいと思いますが、アクアビクスの動きはエアロビクスほど複雑でもありませんし、エアロビクスほどハイインパクトな動きをするわけでもありません。水の中では、水の抵抗や浮力などいろいろな力がかかってくるので、ゆっくり水の中を歩くのが精一杯という人も多いはず。そんな水の中で音楽に合わせながら体を動かすと言う事は、地上では誰でも簡単にできるような動きでもかなり難易度が高くなってしまうようです。

アクアビクスでは、エアロビクスなど他のグループエクササイズと同じように、インストラクターの動きを見て真似しながら手足を動かしていきます。初心者のためのレッスンでは、手足の動きも比較的覚えやすくて簡単なものも多いですし、反復された動きも多いので、あまり運動神経が良くない人でも、インストラクターの動きを見て真似するのが苦手な人でも、比較的スムーズに動きについていける事が多いようですね。

具体的にどんな動きを行うのかと言うと、水の中でウォーキングをしたり、ジャンプをしたり、膝の屈伸運動を行なったりする動きが基本となります。地上では簡単すぎてエクササイズの効果すら期待できなさそうな動きでも、水中で行なう事によって大きな運動効果が期待できるのもアクアビクスの魅力。インストラクターの動きを見ながら、これらの動きを真似していくだけで、アクアビクスと言うエクササイズメソッドをこなしていく事が出来ます。

アクアビクスのプログラムの多くは、水深が胸ぐらいの場所で行なうのが一般的です。そのため、胸から下は全て水の中、腕や頭は水の外に出ているのが通常です。自ら外に出ている頭は水しぶきなどで濡れる事はあっても、水の中にもぐって顔をつけたりすることはアクアビクスのプログラムではほとんどないので、水泳が苦手な人や、プールに顔をつける事ができない人でも問題ありません。 腕の動きは、水中の中で行なうこともあれば、水の外で開閉することもあったりして、水の外と中とで筋肉の鍛え方が異なったり、違う部分の筋肉を鍛える事が出来たりする効果もあります。

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