フィンスイミング

フィンスイミングについて [〜水泳ガイド〜]

日本人にとってはあまり馴染みがない水泳競技のひとつに、フィンスイミングという競技があります。フィンスイミングとはネーミングどおり、フィンをつけて泳ぐというスタイルの泳法で、腕は頭の上で組んでストリームラインと呼ばれる流線型の姿勢をとり、バタフライの動きのように全身をうねらせながら泳ぐというスタイルが基本となります。オリンピックの種目にはなっていないフィンスイミングですが、オリンピックの補完的な存在でもあるワールドゲームズでは、このフィンスイミングは正式な種目の一つとなっています。

フィンスイミングで使用するフィンには、両足をそろえて1枚のフィンに入れるモノフィンと呼ばれるフィンもあれば、片足に一つずつのフィンを装着するビーフィンと呼ばれるスタイルのフィンもあります。水泳が苦手な人にとっては、両足を一つのフィンに入れなければいけないモノフィンはなんとなく恐怖すら感じてしまうところですが、フィンスイミングという泳法としてみると、モノフィンのほうが一度のキックで水を押し出す力が強いため、スピーディに泳ぐ事ができるのだそうです。フィンスイミングでは、どちらのフィンでも自由に選べると言うわけではなく、種目によって使用するフィンのスタイルは決められています。

フィンスイミングは25メートルや50メートルのスイミングプールで行われる事もありますし、海や湖などのオープンウォーターで行なわれる場合もあります。フィンスイミングの種目にもいろいろあり、競泳のように水面を泳ぐサーフィス、息を止めて50メートルを無呼吸で泳ぐというアプニア、酸素ボンベを持って水中をスキューバダイビングのようにして泳ぐイマージョン、初心者でもわりと使いこなしやすいビーフィンを使った種目ビーフィン、そしてオープンウォーターで6キロ〜20キロという長距離を泳ぐリレースタイルのロングディスタンス、などの種目があります。

フィンスイミングへの出場は、18歳未満のジュニア、18歳以上のシニア、25歳以上のマスターズなど、年齢によって出場するクラスが分類されているようです。

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