水球

水球について [〜水泳ガイド〜]

私達日本人にとっては、分かりそうで意外とルールを知らない人も多いスポーツの一つでもある水球。水球はオリンピックの競技種目でもあり、もちろん日本からも出場する選手達がいるスポーツで、水の中で行なうハンドボールのような競技だとイメージすると分かりやすいかもしれません。

水球は、試合を行なうコート全体がプールの中という完全に水の中で行なうスポーツです。ちなみに水球のゴールも水の中からネットが出ている状態で、ゴールキーパーも水の中にいます。水の中と言ってもプールの水深はそれほど深いわけではないので、選手達の上半身は水の上、下半身は水の中、という状態で行われています。下半身が水の中に入っていて見えにくいため、水中で掴んだり蹴ったりする反則行為が行なわれる事も少なくないようで、そのために水球は「水の中の格闘技」なんて呼ばれる事もあるようですね。

水球が行なわれるプールのサイズも独特です。水球のコートには横20メートルX 縦30トルという広さが必要なため、通常の25メートルプールでは行う事が出来ません。そのため、水球用のプールを保有していない団体は、通常の練習は25メートルプールで行い、公認の試合の場合にのみ、水球仕様で作られているプールを使用するというケースも多いようです。

水球の始まりは、19世紀のイギリスだったと言われています。当時イギリスにたくさんあったプールを拠点として、水泳クラブが各地で結成去れ、水上イベントとして水球が行なわれたのが水球というスポーツの始まり。当時は、水の中でフットボールをおこなったり、水に浮かんでいる樽に乗ってレースをするようなイベントの一つとして水球が始まったようですが、19世紀終わりごろになると、スポーツとしての水球が確立され、スポーツとしてのルールも制定されていくようになります。この事には水球はヨーロッパ全土からアメリカにも普及し、1907年には日本でも始めての水球の試合が行なわれたようです。

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