水泳と筋トレについて

水泳と筋トレについて [〜水泳基礎知識〜]

水の中で体を動かす水泳は、泳ぐことそのものが全身運動になるので、筋トレ効果もバツグンです。何もしなくても水の中を歩くだけでも水圧や水の抵抗などを受けるので疲れますし、体温よりも温度が低い水中を泳ぐ事によってエネルギーの消費も激しく、ダイエット効果も期待する事ができます。エクササイズやダイエットとして水泳を行なう場合には、できるだけゆっくりと泳いで長時間泳ぎ続けるのがおススメ。長時間ずっと持続することによって、有酸素運動としての効果をえる事が出来ます。

一方、筋トレというエクササイズは有酸素運動ではありません。ウッと力をこめて大きな負荷を筋肉に与える事によって筋量アップをする筋トレは、無酸素運動に分類されます。水泳というスポーツを行なう時には、ボディビルダーのようなマッチョなボディでは水の抵抗も大きくなりますし、筋量がアップする事によって関節の可動域も狭くなってしまうため、水泳というスポーツをしている人にとっては、筋トレを行う場合にも注意が必要です。

水泳におススメの筋トレは、腹筋や背筋など。マッチョすぎるボディを作らないように気をつけながら、水泳というスポーツにマイナスの効果を与えない程度に行なうようにしなければいけません。腹筋や背筋を鍛える筋トレは、自分の体力などに合わせて1回の筋トレで各30回ぐらいずつ、これを時間を分けて3セットぐらいするのが目安です。

無酸素運動でもある筋トレは、トレーニングして筋肉にダメージを与える事によって、筋肉が回復する時に元の筋量よりも太くて強い筋肉を作る事が出来るという効果を期待する事ができます。これを、フィットネス業界では「超回復」と呼んでいますが、超回復が期待できるのは無酸素運動のみ。有酸素運動では筋肉に大きな負荷をかけてダメージを与えることができないので、筋量を劇的に増やす事は出来ません。つまり、マッチョなボディを作りたい人にとっては、水泳という有酸素運動では超回復する事が出来ないという事になりますね。

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