ハタヨガ


ハタヨガ

ハタヨガについて [〜ヨガ種類大百科〜]

ヨガの元祖とも呼ばれているハタヨガは、精神統一のための「呼吸法」と大胆で肉体的な「ポーズ」を中心としているヨガメソッドの一つです。ハタヨガの誕生にはいくつかの説がありますが、インドの密教徒たちによって作られたという説と、紀元後10世紀あたりにゴーラクシャナータというヒンドゥー教徒によって作られたという二つの説が有力なようです。

ハタヨガはサンスクリット語で「太陽と月」を意味する言葉。太陽とは「息を吸う」、月とは「息を吐く」を表していて、太陽と月とは全く正反対の意味を持つことが分かります。サンスクリット語ではまた、太陽は「凝縮」と意味する事もあり、逆につきは「拡大」を意味する事もあるのだとか。いろいろな意味に変わっても太陽と月が正反対の意味を持つ事は変わりません。

そんな「陰と陽」の両方の意味を持つハタヨガ。陰と陽の両方を持ち合わせているこのヨガメソッドは、陰のパワーと陽のパワーが重なる事で「体全体にみなぎるパワー」と受け取る事ができるヨガスタイルとしても知られています。

ハタヨガは、精神統一による悟りを開くと言うよりも、肉体的なポーズに重点をおいているヨガメソッド。ポーズを取った時の呼吸や姿勢、全体的なバランス、感情や体位のコントロールなどのトータルバランスに重点をおく事で、心身ともに安定して落ち着くことが可能になります。

ハタヨガの三大教本とも呼ばれている「ハタヨガ・プラディーピカ」「ゲーランダ・サンヒター」「シヴァ・サンヒター」ですが、これらのヨガメソッドから現在世界中で行われている多くのヨガメソッドが誕生した事も見逃せません。ハタヨガから派生して誕生したヨガメソッドには、パワーヨガ、ホットヨガ、アイアンガーヨガ、アシュタンガヨガなどがあります。現在ヨガスタジオで行なわれているヨガスタイルの多くはハタヨガまたはハタヨガから派生したヨガメソッドとも言われているほど、ハタヨガは私達ヨギーニに広く親しまれているヨガスタイルなのです。

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