人間は誰でも、体に筋肉や脂肪がついています。筋肉がたくさんついていてもあまり気になりませんが、脂肪がたくさんついていると、肥満とかデブなどがチラついて、なんとなく健康に悪い影響がありそうな気がしてしまいますよね。自分の体にどのぐらいの脂肪がついているかを客観的にチェックするには、体脂肪率を知っていると便利ですよ。

 

体脂肪率は、体重のうち、どのぐらい脂肪が占めているかという割合のことで、体脂肪率が高くなればなるほど、体重の中で脂肪が占める割合が高くなるということになります。女性と男性とでは脂肪の付く場所や脂肪の付き方なども異なりますし、同じ体重でも体脂肪がどのぐらいついているのかは個人差があります。そのため、体脂肪率という数字だけで判断してしまうのではなく、どこにどのぐらいの体脂肪がついているのかをチェックすることも大切です。

 

体脂肪は、体重に占める脂肪の割合。しかし、実際には自分の体重なら体重計で測ることができても、脂肪の重さなんてどうやって測ったら良いのかわかりませんよね。そこでおすすめなのが、体重とともに体脂肪もチェックできる体重計です。体脂肪がどのぐらいついているかによって、自分がどのぐらい肥満なのかを客観的に知ることができるので、体脂肪はダイエットの目安にもなります。

 

具体的に、体脂肪がどのぐらいだと「肥満」なのでしょうか。男性と女性とでは脂肪の付き方などが異なるので、肥満と判断される体脂肪の数字も異なります。男性の場合には、体脂肪が25%以上なら肥満、女性の場合には体脂肪が35%なら肥満と考えると良いでしょう。実は、この数字は、見かけはそれほど肥満というわけではいのに体脂肪が高いという「隠れ肥満」を見つける際にとても有効です。鏡に映る自分の姿が肥満でなければ、あまりダイエットにこだわったりすることも少ないものですが、体脂肪をチェックすることによって、太っていなくても肥満の人は客観的に自分が肥満体型だと知ることができるので、健康管理や食事管理に励みやすくなります。