一度ついてしまった体脂肪は、なかなか減らすことができません。しかし、だからと言って体脂肪をそのまま放置していたのでは、体脂肪率がどんどん高くなってしまう一方ですよね。時間はかかりますし、労力もかかりますが、体脂肪率はできるだけ蓄積しないうちに燃焼していくことが、肥満を防ぐためには大切です。

 

体脂肪率を減らすために最も効果的なのは、とにかく体を動かすこと。ハードなエクササイズをするのも良いですが、日常生活の中でできるだけ体を動かすように心がけるだけでも、全身のあらゆる筋肉を使いながら鍛えることができるので、基礎代謝のアップにつながり、効率的に体脂肪率を減らすことができます。

 

体を温めることも有効です。お風呂はシャワーで済ませてしまうのではなく、湯船にもつかって体を芯から温めてあげれば、血行が良くなるので新陳代謝も良くなりますし、基礎代謝もアップします。体温が高くなればなるほど燃焼できるカロリー数も多くなるので、体温が下がらないように、体は冷やさないように心がけることも必要ですね。

 

できるだけスピーディに体脂肪率を減らしたい場合には、お腹がすいている時間帯に有酸素運動を行うのが効果的です。おなかがすいている時には血糖値も低くなっているため、運動をすることで燃焼されるエネルギーには脂質が使われます。おなかがいっぱいの時と空腹の時とでは、燃焼できる脂質の量は3倍も異なると言われているので、スピーディに体脂肪率を減らすことも可能です。

 

また、有酸素運動だけではなく、筋トレも軽く行うのも有効です。ハードな筋トレをする必要はありませんが、軽く筋トレをして全身の筋肉を鍛えることによって、毎日の基礎代謝で燃焼できるエネルギー量がアップします。何もしなくても燃焼できるエネルギー量が高くなれば、燃焼され脂質も増えて体脂肪率がスピーディに減りますね。

 

もちろん、食事内容や食事の量も見直しながら、一日の摂取カロリーは1800キロカロリー以内に抑えるように工夫すれば、よりスピーディに体脂肪率が減らせます。