体脂肪はとても厄介なもので、暴飲暴食をすればあっという間に体内に蓄積されてしまいますが、それを燃焼しようとすると、かなりの労力と時間がかかります。ダイエットをして体脂肪を減らしたいと考えている人は、1日にどんな運動をどのぐらいすれば、どのぐらいの体脂肪が燃焼できるのか、気になりますよね?

 

少ない運動量で効率的に体脂肪を燃焼するためには、ハードな運動ではなく、軽めの運動を行うのがポイントです。その為には有酸素運動が有効なのですが、有酸素運動の中でも息がぜーぜーするほどハードな運動ではなく、その気になればずっと続けられるような、ウォーキングとかサイクリングなどを長時間つづけたほうが、燃焼される脂質の量はアップするようです。これは、それほど激しくない運動をした場合には、糖質とともに脂質も燃焼されるのに対し、ハードな運動をすると、脂質よりも糖質のほうが燃焼されやすくなってしまうためです。

 

ウォーキング、エアロバイク、サイクリング、踏み台昇降など、それほどハードではない有酸素運動はたくさんあります。通勤時間や職場での環境を有酸素運動の時間に活用するという方法もおすすめですし、ライフスタイルに合わせて自宅の中でエアロバイクを使うという方法も良いでしょう。

 

体脂肪を減らすために大切なのは、運動する時間です。ライトな運動なら運動開始直後でも脂質は燃焼され始めますが、本格的に脂質が燃焼され始めるのは運動開始から20分程度してからなので、効率的に、そして効果的に脂肪を燃焼するためには、運動は最低でも30分から40分ぐらいはつづけたほうが良いでしょう。

 

運動が嫌いな人にとっては、体脂肪を減らすために嫌な運動をしなければいけないというのはキツイですよね。そこでおすすめなのが、日常生活の中に上手に有酸素運動を取り入れるという方法です。例えば、今まで3日に1回だった掃除機がけを、エクササイズとして毎日するようにしたり、ショッピングモールではエスカレーターではなく階段を使うようにしたり、また、通学や通勤などでは、できるだけ歩くように心がけるなど、普段の生活の中で楽しく体脂肪を減らしたいですね。