朝起きたばかりの時に体脂肪をチェックしたら、なんだか高くてショックだった…なんて人は多いと思います。体重は朝起きたばかりの時には少ないのに、なぜ体脂肪は朝だと高くなるのでしょうか?

 

これは、体内の水分量と大きな関係があります。体脂肪計は、測定する時に微弱な電気を流すことで、体内の脂肪が電気を通る際の電圧や電流によって体脂肪率が測定されます。つまり、水は電気を通すという性質があるため、体内に十分な水分量があるときには電気を通しやすく、朝起きたばかりの時のように、体が水分不足な状態にあるときには電気を通りにくいという特徴があるわけです。

 

私たち人間は、寝ている間にも汗をかいています。パジャマが汗びっしょりになるという感覚がなくても、鵜寒くてまさか汗なんてかくわけないと思っているような季節でも、誰でも毎日、寝ている間には最低でもコップ一杯分の汗をかくと言われています。寝ている間にコップ一杯分の汗、つまり水分が体内から出てしまうため、朝起きた時には体は意識していなくても水分不足の状態に陥っているわけです。

 

朝に体脂肪をチェックして増えているのは、太ったからではありません。おきたばかりで体内の水分が不足しているだけ。朝食を食べたり、シャワーを浴びたりしてから体脂肪率を測れば、体脂肪率は少し減っているかもしれません。しかし、その差はそれほど大きくはなく、あくまでも「誤差」と呼べそうな範囲のはずです。

 

体脂肪をチェックする場合には、朝と夜とでは体脂肪率が異なりますし、ライフスタイルによっても一日のうちで体脂肪率は若干異なっています。そのため、毎日体脂肪率をチェックしながらダイエット効果を確認したい場合には、毎日同じ時間で体脂肪率を測定するようにしたほうが良いでしょう。朝いちばん、夜寝る前、運動した直後、シャワーの直後など、いつでもかまいません。大切なのは、体脂肪率を測定するときには、いつも体内の水分量や肌の水分量が同じような状態になっている時に測ったほうが良いということなのです。