有酸素運動の効果

有酸素運動の効果について

有酸素運動にはたくさんの効果があります。その中でも最もよく知られているのがダイエット効果ではないでしょうか。有酸素運動とは運動中に酸素を必要とする運動なので、運動をしながら体内にたっぷり酸素を取り込むことになります。取り込まれた酸素は血液中に入り込み、そこで糖質や脂質と結合して燃焼分解するという働きがあります。こうした糖質や脂質は、血液中にそのまま放置しておくとやがて体脂肪として体内に蓄積されるため、肥満の原因になりやすいのですが、有酸素運動をすることによって体脂肪がつきにくくなるため、痩せやすくて太りにくい体質へと改善することができます。

有酸素運動には生活習慣病の予防効果や症状軽減効果もあります。有酸素運動を長時間行えば行うほど、血液中の糖質や脂質がどんどん燃焼分解されていきます。そうすると血液の中に残っているこれらの成分が少なくなり、結果として、ドロドロのヘドロ状だった血液が、サラサラなものへと改善されるというわけですね。血液がサラサラになることによって血液が詰まりにくくなり、動脈硬化や糖尿病などの予防や症状改善にもつながります。

ちなみに、生活習慣病と診断されたり予備軍と診断されたりすると、まず最初に自宅での運動療法と食事療法を指導されることになるのですが、このうち運動療法として採用されているのが有酸素運動。毎日どんな種類でも良いので、有酸素運動を最低20分以上行うことによって生活習慣病を改善しようという治療方法です。有酸素運動は日常生活の中に取り入れることもできるので、スポーツジムに通う時間がない人は通勤時間や職場での移動時間などを利用しながら有酸素運動を上手に取り入れることがおすすめです。

有酸素運動には、血行促進効果も期待できます。運動をしている時には体内にどんどん酸素を取り込むため、全身の細胞に十分な酸素や栄養成分を届けることができます。また、体を動かすことによって体温も上がるので血行改善効果もあるというわけですね。

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