ストレッチの種類

ストレッチの種類について [〜ストレッチの基礎知識〜]

筋肉を伸ばすと気持ちがいいストレッチには、いろいいろな種類があります。「筋肉を伸ばす」という共通の目的を持つストレッチでも、種類が変わればエクササイズの方法なども変わりますし、その運動効果なども少しずつ異なります。

・ダイナミックストレッチ
筋肉をストレッチした状態で動きを止め、その中で関節を意識して動かすストレッチ法。関節が柔軟になるので、動的可動域が広くなるというメリットがあります。

・スタティックストレッチ
最初は少しだけ、そして次はもう少し、そしてその次は更にストレッチ・・という風に、同じ方向に筋肉をストレッチする際にも、少しずつ可動域をアップさせていくタイプのストレッチ法。一般的には、ストレッチというとこの方法をイメージする人も多いのではないでしょうか。スタティックストレッチを行なう場合には、「筋肉を引き伸ばす」というイメージではなく、「筋肉を伸ばした状態で静止して、筋肉がきちんと伸びてくれるのを待つ」というイメージで行なうのがポイントです。

・PNFストレッチ
伸張反射を利用したストレッチ法。キツいと感じるストレッチでも、マックスの上体まで伸ばしたら、脱力で筋肉をリラックスさせ、すぐにもう一度トライする事によって、筋肉のトレーニング効果がアップするというものです。運動神経などの神経を鍛える効果もあるので、脳疾患のリハビリとしても活用されています。

・クライオストレッチ 怪我のリハビリとして使われるストレッチ法で、日本ではまだ馴染みが少ない種類です。アイシングをする事で筋肉の感覚を意図的に低下させた状態でストレッチをする事で、筋肉が負荷を感じることなく可動域を広げる事ができるというメリットがあります。

・バリスティックストレッチ
ストレッチにはご法度といわれる「反動」を活用したストレッチ法。反動を利用する事によって可動域を広げることができるという理論に基づいて行ないますが、体が冷えていたり運動不足などで筋肉が硬くなっている上体の時に行なうのは危険というリスクもあります。バリスティックストレッチを行なう際には、他のストレッチを十分に行って筋肉が十分に温まって柔軟になった状態で行なうようにしましょう。

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