基礎代謝とは

基礎代謝について

基礎代謝とは、人間が生きていくために必要とする最低限のエネルギー量のこと。分かりやすく言えば、人間が呼吸をしたり、内臓器官を動かしたり、食べたものを消化したり代謝するために必要となるエネルギー量のことです。運動をして燃焼できるエネルギー量とは全く別の次元のエネルギーですが、この基礎代謝が多い人は、何もしなくてもそれだけ多くのエネルギーを燃焼していることになるため、太りにくく痩せやすい体質になることが多いようです。

基礎代謝は、年齢や性別、ライフスタイルや体質などによって異なるため、客観的に正確な基礎代謝を数値で表すことはできません。例えば、男性の場合には、1歳や2歳のおむつをしている子供でも一日当たりの基礎代謝は700キロカロリー程度。基礎代謝量がマックスになるのは思春期を迎える高校生あたりとなり、1600キロカロリー程度が何もしなくても燃焼されることになります。女性の場合には男性と比べると筋肉量が少ないため、基礎代謝も低くなり、一生のうちに基礎代謝がマックスを迎える思春期ごろには1400キロカロリー程度が何もしなくても燃焼されることになります。

基礎代謝は、筋肉の量と大きな関係があります。ずっと椅子に座ったままデスクワークをしている人と、ガテン系の肉体労働を毎日している人とでは、一日の間に日常生活の中で燃焼できるエネルギー量は全く異なります。ガテン系の人なら仕事をしながら筋肉も絶えず鍛えていることになるため、基礎代謝も年齢的な平均値より高くなることも多いようです。

基礎代謝を高くする方法は、全身の筋肉を鍛える方法が効果的です。マッチョな筋トレをする必要はなく、ストレッチ系の軽めの運動でも効果が期待できます。こうしたエクササイズをすることによって、骨に近い部分のインナーマッスルを鍛えることができるので、日常生活の中で身体を動かした時に燃焼できるエネルギー量が増え、それが基礎代謝野アップにつながります。

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