基礎代謝の計算

基礎代謝の計算について

人間として生きているだけでも、私たちは毎日一定量のエネルギーを消費しています。例えば、呼吸をしていたり、毛穴が開いたり閉じたりしたり、内臓器官が働いていたり、食事をすれば消化機能や代謝機能が働くのも、全て基礎代謝によるエネルギーがつかわれているから。眠っている時にもエネルギーは使われているので、私たちは特に運動をしなくても、特に意識しなくてもエネルギーを常に消費し続けています。

自分自身の基礎代謝がどのぐらいなのかを知っていることは、肥満を予防したりダイエットをする際に役に立ちます。基礎代謝で燃焼できるエネルギー量を目安に食事をしていれば、特に運動をしていなくても太ってしまうことはありませんし、基礎代謝で消費できるエネルギー量よりもはるかにたくさんのエネルギーを摂取したのでは、何もしなければ太ってしまうことは明白です。

自分自身の基礎代謝がどのぐらいなのか、気になりませんか?実際に正確な基礎代謝量を計算するためには、自分のライフスタイルや筋量などの要因も計算しなければいけませんが、そうしたライフスタイルは無視して、客観的に誰もがすぐに活用できるいくつかの要因を使って、おおよその目安となる基礎代謝量を計算することができます。その計算に必要な要素は「性別」「年齢」「身長」「体重」です。

男性と女性とでどうして基礎代謝が異なるのかは、男女の体の構造によるためです。男性は女性よりも筋量が多いもの。筋肉が動いたり使われると、エネルギーが燃焼されるため、筋量が多い男性の方がより多くのエネルギーを消費できるからです。

身長や体重は、体が大きければ大きいほど、細胞の数も多く、エネルギー消費量も多いから。同じ身長でも体重が重い人ほど基礎代謝は多くなりますし、体重が軽ければ基礎代謝も小さくなります。

年齢も重要な要素です。年齢によって筋量は変化します。思春期の頃には筋量がピークを迎えるために基礎代謝も人生でピークを迎えますが、その後は筋量の衰えに伴って基礎代謝も右肩下がりで少なくなってしまいます。

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