基礎代謝をあげる漢方

基礎代謝をあげる漢方について

中国での民間療法として知られている漢方は、西洋医学における薬とは異なる作用を持っています。漢方は、自分の体内の機能をアップすることによって、病気のもとを自分自身の力で撃退することができたり、病気になりにくい強い体を作ることができるというもの。悪いウィルスや細菌を化学の力で撃退するという西洋医学とは根本的な部分で異なります。

そんな漢方にはいろいろな作用を持つものが豊富に存在していますが、その中には基礎代謝を上げる働きのある漢方もあります。「基礎代謝を上げる」という直接的な作用があるわけではなく、冷え性を改善して体温を高めたり、血行を良くすることによって結果として基礎代謝が上がると考えると良いでしょう。ショップで漢方薬を選ぶ際には、こうした点を考えながら選ぶのがおすすめです。

漢方は、漢方を専門に取り扱う薬局で購入することができますが、全国あちこちにドラッグストアのような感じで存在しているわけではないため、場合によっては自宅のすぐそばに漢方薬局がないということもあります。最近ではネットの漢方ショップでも、電話で相談を受けながら適切な漢方薬を購入できるようなシステムになっているショップが増えているので、自宅のそばに漢方薬局がない場合には利用してみてください。

具体的にどんな漢方を服用すれば、体温が上がったり血行が良くなったりして、基礎代謝を上げることができるのでしょうか。真武湯(しんぶとう)や麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)などは、体の芯から冷えを解消することによって、血行を良くしたり体温を上げてくれる働きがあるため基礎代謝を上げたい人にも有効です。慢性的な冷えを解消する効果が期待できる漢方として人気の葛根湯(かっこんとう)は、冷えを解消することで基礎代謝も上がるかなと期待できますが、実際には漢方における「症」が異なるので、基礎代謝を上げたい人にとっては思ったような効果が実感できないかもしれません。

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