基礎代謝をあげるストレッチ

基礎代謝をあげるストレッチについて

ストレッチは、骨に近いインナーマッスルという部分の筋肉を鍛えることができるため、基礎代謝を上げるという効果も期待できます。インナーマッスルを鍛えると、体を動かした時に可動域と呼ばれる範囲が広くなります。例えば、股関節が硬い人だと足を開脚した時の角度が80度ぐらいだとしましょう。

しかし、股関節が柔らかい人だと、同じように足を開脚した時に無理なく開ける角度が90度ぐらいになるかもしれません。足を80度開くときと90度開くときとでは筋肉が動く範囲が90度の方が当然大きくなるため、より多くのエネルギーを使います。それが、基礎代謝のアップにつながるわけです。ストレッチをすることが基礎代謝を上げる効果が期待できるのは、そういう理由があるわけですね。

誰でも簡単にできて、しかも毎日続けやすく、そして行いながら自分も爽快な気分になれるストレッチをご紹介しましょう。驚くほど簡単です。

まず、朝目が覚めたら、布団の中で両腕を上に伸ばし、両足を下に伸ばし、身体を一直線にグンと伸ばしてストレッチしてみてください。この時、足は肩よりも広いぐらいに開いておきましょう。おきたばかりのストレッチは、基礎代謝が上がるという効果を知らなくても気持ちが良いものですが、毎朝布団から出る前にこのストレッチをすることよって、一日の初めに基礎代謝をアップすることができます。基礎代謝を上げた状態で一日をスタートできれば、エネルギーがより多く燃焼できますから、一日の最後には消費できたエネルギー量にも大きな差が出るのではないでしょうか。

クランチと呼ばれる腹筋運動も、実は基礎代謝をアップする効果が期待できます。腹筋運動というほどハードな筋トレをする必要はなく、腹筋を鍛えるストレッチをするという感覚でスタートしましょう。仰向けになった状態で手は頭の後ろで組み、肩から上を少し持ち上げるだけでOK。腹筋に負荷がかかっていることを意識しながら行うのがコツです。

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